ちょいデカサイズが評判のMAG1を、さらに使いやすくするアクササリーたちを紹介します。ぴったりサイズのケース。ストレージ容量を増やすSSD・MicroSDカード・ミニUSBメモリー。タッチパッドを補うマウスやスタイラスペンまで!私が実際に使った感想です。
目次
これでMAG1のストレージ容量が約1TBだ!SSD・マイクロSDカード・マイクロUSBメモリー
まずはMAG1のストレージ容量を増強するためのアイテムを3つ。
MAG1には空きのM.2 (Type2242) スロットがあるので、そこに別途購入したSSDを挿してストレージアップ!

SSDの容量はいくつか種類がありますが、おすすめはコスパが高い256GBのSSD。下記のZheinoの256GBのSSDは3000円台で買えます。
実際にこのSSDを購入してMAG1に挿してみた手順はこちらの記事で紹介しています。5分で終わる超簡単な作業でした!
次に、こちらもコスパが高いSamsung製の128GBのマイクロSDカード。

それと、こちらは以前GPD PocketとOneMix2s用に購入した、銀色のマイクロUSBメモリーで容量は64GBです。

なんだかんだ使い勝手が良いUSBメモリーは、ちょっとしたデータを移動したり誰かに手渡しするときに便利。


マイクロSDカードとUSBメモリーは、大体いつも挿しっぱなしで使っていますが、真っ黒なMAG1のボディにもちゃんと馴染んでいますね。
私が持っているMAG1の内臓ストレージは元は512GB。増設したSSD(256GB)と、ほぼ挿しっぱなしのMicroSDカード(128GB)と、USBメモリー(64GB)を合わせると合計で960GB、約1TBなのでUMPCとしては十分すぎる容量です!
不具合頻発?MAG1に合うBluetoothマウスは?
Twitterなどで頻繁に報告されているMAG1の通信系のエラー問題。LTE版のMAG1にSIMカードを挿しても使えなかったり、Bluetooth接続がブツブツ途切れたり。けっこう深刻な不具合が散見されます。
SIMカードに関しては、私のMAG1はWiFi版なので何とも言えません。Bluetoothマウスは手持ちの3機種で検証してみましたが、結論から言うと正常に動作したのは1つだけでした!
MAG1の通信系機能は不具合アリです!これから買う人は注意した方がいいかもしれません。
私が試してみてMAG1と相性が悪かったBluetoothマウスはこの2つ。


クリップ型の青いマウスは超小型で出先で使うのに最適だったのにアウト。黒い方は小型の割に5ボタンで高性能なのでガッツリ仕事をこなす時に重宝していましたが、これもアウト。
この2つはMAG1と相性が悪いようで、接続はできるのですが、使用している途中で何度もブツブツと通信が途切れて、マウスが使えなくなる現象が頻発しました。
何度か再起動や再登録を試しましたが、症状は改善されません。全く使えない訳ではないのですが、イライラが募るのこの2つのマウスの使用は却下。
3つ目に試したこちらの6ボタンマウスは、MAG1でも何の問題なく普通に使えています。

いや、マウスぐらい全部普通に使えて欲しいところですが…。新興UMPCはこれが怖い。
2つのマウスの何がダメで最後のは何が良かったのか、よくわかりませんが。とにかくMAG1の通信系は割と不具合が多そうなので注意が必要ですね。
MAG1を充電できるモバイルバッテリー
MAG1のバッテリー容量は8600mAhで、持ち時間は私の使用感だと大体4時間程度と微妙な数字です。メーカーが公表している数字はアテにしてはいけませんね。
主な用途はネット閲覧やブログ執筆や簡単な画像加工など。たまに重たい動画編集などをすると3時間で終わってしまうこともあります。
そこで、モバイルバッテリーの出番です。私がMAG1といつも一緒に持ち歩いているのがこちら。
Omarsという聞きなれないメーカーのモバイルバッテリーですが、PD充電対応でMAG1にもしっかり対応しています。私が動作確認済みです!
新興のUMPCあるあるですが、モバイルバッテリーとの相性が悪いと充電できなかったりしますからね。動作確認済みのモバイルバッテリーを購入するのが無難です。
また、容量は10000mAhなのでMAG1を余裕で1回分は満充電にできます。

バッテリー残量が青い数字で表示されるのが地味に便利。MAG1を充電すると凄いスピードで数字が減っていくのがわかります。
持ち歩くときは100均のダイソーで買った迷彩柄のポーチがぴったりサイズで使いやすいです。



伸縮素材なので長い充電コードも余裕でおさまり、衝撃耐性もそこそこあり、引っかけるリング付きで、さらにポーチに入れたまま充電もできる優れもの。
MAG1でアコムのスマホ用タッチペンを使ってみたら
MAG1は既存のUMPCの良いところ取りであったり、逆に思いっきり機能を省いたりもしています。
省いた物の1つはスタイラスペン。MAG1はベンチマークとされる先輩UMPCのOneMixシリーズで対応しているスタイラスペンには残念ながら未対応。
下記はOneMix2sのスタイラスペン。2048段階の筆圧にも対応していてお絵描きペンとしてよく活躍してくれました。

対して、色々省いたMAG1にはスタイラスペンには正式には未対応。もしかしたら、と思ってOneMix2sのスタイラスペンやGalaxy NoteのSペンなどをMAG1で試してみましたが、当然ダメでした。
が、ついに見つけました!MAG1でも使えるスタイラスペンを!それがワコムのBamboo Tipという極細のスタイラスペン。


このBamboo Tipは筆圧は関知せず、要は指先の代わりに、細いペン先で画面をタッチできるだけ。筆圧対応の正式なスタイラスペンとは全くの別物です。
ですが、こんな簡易スタイラスペンでも、メモを取ったり、文章やデザインに赤を付けたりするぐらいは余裕でこなせます。
そういえば、OneMix2sのせっかくの筆圧対応のスタイラスペンもほとんど使っていなかったので、MAG1にはこの簡易ペンで十分そうです。
GPD Pocket用の7インチケースがMAG1にも使えた!
最後にMAG1用のケースの紹介。前に使っていたGPD Pocket用のレザーケースを再利用しています。

7インチ用ケースなのでGPD Pocketにはぴったりでしたが、8.9インチのMAG1にはどうでしょうか?
長辺はぴったりおさまりそうですが、短辺は全然MAG1の方が大きくてはみ出してしまいそうです。

でも下記のように蓋部分を短めに折り返したら、なんと8.9インチのMAG1にもぴったりあてはまりました!


このレザーケースは蓋を伸縮するゴム紐で留めるタイプなので、少しぐらい大きいサイズでも平気でした。
しかも、充電端子のUSB-C端子部分がちょうどむき出しになるので、ケースにMAG1を入れたままケーブルを挿して充電が可能です。


頻繁に充電することになるので、これはなかなか便利。しばらくはこのレザーケースで大丈夫そうです。
その後、MAG1はタッチパッドが優秀過ぎてマウスいらないかも
以上のアクセサリーの構成でMAG1をしばらく使っていましたが、レザーケースとマウスは早くも脱落しました。
レザーケースはもともと間に合わせで使っていたので、すぐに自作のケースカバーに変更。


革を切って接着剤で貼っただけの簡単な作りですが大満足。市販のケースは用済みになりました。
MAG1のアクセサリーでもう1つ使わなくなったのがマウス。

MAG1に標準搭載のタッチパッド(トラックパッド)が便利すぎて、もはやマウスを持ち歩く必要はありません!マウスって小型でも意外と重量ありますからね。これでより身軽にノマドできるようになりました。
SSD・MicroSDカード・ミニUSBメモリーなどのトレージ系は変わらず使っています。基本的に挿しっぱなしにして出先で撮った動画を移管したりして、重宝しています。

ワコムのペンは、かさばらないのでバッグに忍ばせておいて、ごくたまーに使っています。UMPCでペンが必要な場面なんてそう多くないのでこれで十分ですね。
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