Ankerの充電器一体型モバイルバッテリーの名機「Anker 511 Power Bank (PowerCore Fusion 5000) 」の長期使用レビューです。滞在先ホテルでまさかの充電できないトラブルもありましたが、コンパクトさと一体型で荷物が減らせるのが吉。旅行に持っていくならこのモバイルバッテリーが最良です。
目次
- 1 定番人気の充電器&モバイルバッテリー「Anker 511 Power Bank (PowerCore Fusion 5000)」
- 2 デメリット1:実際は・・・それほどコンパクトではない
- 3 デメリット2:実際は・・・ストラップはいらない
- 4 デメリット3:実際は・・・充電速度は少し足りない
- 5 デメリット4:実際は・・・容量5000mAhは絶妙だけど不安が残る
- 6 デメリット5:実際は・・・コンセント位置によっては使用不可!ごく稀にだけど
- 7 それでも荷物が減らせるのは最大のメリット!出先で大活躍中!
- 8 後継機「Anker 511 PowerBank (PowerCore Fusion 30W)」の発売が楽しみ!
定番人気の充電器&モバイルバッテリー「Anker 511 Power Bank (PowerCore Fusion 5000)」
Anker製でモバイルバッテリー&充電器一体型の名充電器「Anker 511 Power Bank (PowerCore Fusion 5000)」。発売当初は品薄で買えなくなるほど人気でしたが、最近ではカラーバリエーションも増えて在庫も十分にあるようです。さらに頻繁にセール対象品になっているので買うなら今がチャンスです。
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「Anker 511 Power Bank (PowerCore Fusion 5000)」の形状はよくあるごつい箱状ではなく、本機は細長いスティック状でとてもスマートな見た目になっています。重さは170gで携帯性抜群。容量は5000mAhで20Wの高速充電に対応しています。
発売直後に購入して、気に入って半年以上使用してみた実際の使用感を以下にまとめてみました。けっこういまいちな点だらけでした!
デメリット1:実際は・・・それほどコンパクトではない
公式で「リップスティック型」と大々的にうたっているそのコンパクトな形状に関して。実際に出先に持ち出してみると、意外とかさばります。
私はよく1リットルぐらいのミニポーチに、UMPC・USB-Cケーブル・Anker 511 Power Bank (PowerCore Fusion 5000) の3セットを入れて外出するのですが、どうにもポーチに収まりにくい。
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リップスティックぐらい細ければ良いのですが、実際は海苔巻きよりも太いぐらいなので、他の物と干渉して収納しづらいんです。ポーチやバッグや一緒に入れる物との相性もありますが、私が使った印象は「細長いけれど意外とかさばる」でしたね。
デメリット2:実際は・・・ストラップはいらない
あと本体に付いているストラップの用途がいまいち。モバイルバッテリーをストラップで吊るす場面は、そうそうありません。手でぷらぷら持ち歩く?リュックに吊るす?ズボンのベルト通しに引っ掛ける?うーん、私の場合はどれも当てはまりません。むしろポーチに詰めた時にストラップの紐が他の物に引っ掛かって邪魔だったりします。
リップスティック形状にストラップ。デザイン的にはライトなイメージがして良いのですが、実用性はあまり感じられませんでした。ただの紐じゃなくてストラップ状のUSB-Cケーブルだったりしたら良いのになあ・・・。
デメリット3:実際は・・・充電速度は少し足りない
20Wの出力だと充電速度は遅くはないんだけど、体感としては実際はそれほど速くもありません。大容量のスマホや電池の減りが激しいCosmo Communicator相手だと、もっともっと速度が欲しいところ。
とくに出先で急速充電したい時は30Wぐらいあると安心なのですが。
デメリット4:実際は・・・容量5000mAhは絶妙だけど不安が残る
Anker 511 Power Bank (PowerCore Fusion 5000)のバッテリー容量の5000mAhは本当に絶妙!ちょっとした外出する時に、スマホを少し充電するのには十分。でも、移動時間が長めの旅行に持っていくのには不安が残る微妙な容量です。とはいえ、例えば2倍の容量の10000mAhが必要かといえばそれも微妙。
ためしに対抗器のCIOの10000mAhの充電器一体型モバイルバッテリーを、旅行で何回か使用してみたのですが。
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実際には旅先でも10000mAhの容量は使い切らないという結果になりました。旅先の移動中にスマホやUMPCをちょっと充電する、という私の用途だと、毎回5000mAh~7000mAhぐらいが必要容量でした。
Anker 511 Power Bank (PowerCore Fusion 5000)の5000mAhは実に絶妙!これで十分なんだけど、もう少しあると安心できるのにな、という結論でした。
デメリット5:実際は・・・コンセント位置によっては使用不可!ごく稀にだけど
よくデメリットとしてあげられるポートの位置の悪さ。細長い本体の上部にUSB-Cポートが付いているので、コンセントの場所によってはケーブルがポートに挿さらなかったり、細長い本体で隣のコンセント口をふさいでしまったりします。
例えば、新幹線の足元のコンセントは超ギリギリの位置でした。
ひじ掛けのコンセントもギリギリ挿せましたが、ケーブルが壁すれすれで折れそう。
ダメだった例はこんな感じで、ビジネスホテルでケーブルが挿さらなかったり。
また、別の充電機器と干渉し合ってどちらかしか挿せなかったりしました。
コンセントに挿せてもポートが塞がってケーブルが使えなかったり。
色々な場所で試した結果、コンセントに挿さらなかったりポートが塞がれてケーブルが挿さらず充電不可になるという最悪の事態は、極々稀にある程度でした。でも、毎回コンセントに合うか確認するたびに一瞬ヒヤッとさせられのは事実です。
それでも荷物が減らせるのは最大のメリット!出先で大活躍中!
以上、不満な点を一通りあげましたが、それでもAnker 511 Power Bank (PowerCore Fusion 5000)を使うメリットは十分にあります。
最大のメリットはコンパクトで軽量な充電器一体型モバイルバッテリーという点。おかげで持ち運ぶ荷物を1つ減らせるのです。これは大きい!
多少使い難くても、充電器とモバイルバッテリーを1つにまとめられて、小さなポーチやバッグにポイッと入れられるのがとても気に入っています。
たとえば、カフェでちょっと仕事をする時。いつものガジェットポーチにAnker 511 Power Bank (PowerCore Fusion 5000)だけ入れていけば充電はひとまず安心。
旅行中もミニバッグにAnker 511 Power Bank (PowerCore Fusion 5000)を放り込んでおけば、出先でスマホが充電切れする心配はありません。
なんだかんだ気に入っていつも持ち歩いています。
後継機「Anker 511 PowerBank (PowerCore Fusion 30W)」の発売が楽しみ!
Ankerの新製品で後継機にあたる「Anker 511 PowerBank (PowerCore Fusion 30W)」が2023年6月頃に発売予定だとか。(※現時点で発売日の正式アナウンスなし。)
新機種は、形状が少し太く短くなりややコンパクトになり、出力が20Wから最大30Wに増え、USB-C端子の位置がコンセントと逆側に移動しました。これで旧機の「場所によっては挿さらない問題」が解消されそうです。
「Anker 511 PowerBank (PowerCore Fusion 30W)」の発売が楽しみです!
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