Onemix2sの自作レザーカバーは今回の改良でいよいよ完成です。スタイラスペンが無くならないようにしっかりと本体にホールドしたい!ということでペンの頭に革製のキャップを装着します。もちろん接着剤でね。
目次
やっぱり外れて無くしやすいOnemix2sのスタイラスペン
素人ながら頑張って製作しているOnemix2sのオリジナルカバーケース。
前回の改良でペンホールドをきつく縫い付けたのですが、
どうもまだ完璧ではありませんでした。スタイラスペンがOnemix2s本体から外れてしまうのです。
前回の改良でペンホルダーを糸で縫い付けて、ギュッときつめにペンをホールドできるようにしたのですが、Onemix2sを雑にバッグに放り込んで外出したりすると、かなりの頻度でペンがホルダーから外れてどこかへ行ってしまうのです。
出先でスタイラスペンを使いたい時に見当たらないこともあり、さらに改良を施す決意をしたのです。今回で2回目の改良。なかなか手間がかかるDIYです!
用意した材料・道具
今回はほんの少しの改良なので、材料の革も端切れの端切れ程度で足りるでしょう。
■用意した材料・工具
- 日暮里で買った革の切れ端(ほんのちょびっと)
- カッター用下敷き
- はさみ
- コバ磨き棒
- トコノール
- 革用縫い針
- 革用縫い糸
- OneMix2s本体
必要な道具は革を切るはさみと針と糸。コバ磨きのクリームと棒は無くても大丈夫。
(1)簡単なデザイン画を描く
今回作るのはスタイラスペンのキャップです。まずは完成イメージを簡単なイラストで描きます。全体を描くのは面倒なので写真にイラストを描き加えました。
ペンの頭の赤い部分が今回作成する革のペンキャップ。端っこは針と糸で縫って留めるつもりでデザインしました。
(2)革を大きめサイズでカット
完成イメージをもとに、革の端切れをはさみを使って四角くカットします。小さくて簡単なパーツなので型紙なんか必要ありません。
少し大きめに切ってから、ペンに巻いてサイズを確認して、大きかったら余分な部分をカットします。
ペンに巻いたままの状態で、端の部分を丸くカットして形を整えます。
はさみを使うとカーブも簡単に切れます。これで素材のカットは完了。
(2)針と糸で端の2辺を縫う
切った革の端の2辺を針と糸で縫って塞ぎます。
キャプの形になりましたね。あとは形を整えるだけです。
(3)余分な革をカットして形を整える&コバ磨き
縫い合わせた2辺の余計な部分をカットして形を綺麗に整えます。
これでほぼ完成。あとは切った断面をコバ磨きするのですが、小さなパーツなので省略してもOKだと思います。
革の断面にトコノールを縫って棒の溝で磨くと、光沢が出て綺麗な仕上がりになります。
(4)キャップをスタイラスペンに接着
最後に、革のキャップをスタイラスペンの頭に装着して、取れないように接着剤でガッチリとくっ付けます!
※真似する場合は自己責任でどうぞ!
接着剤は万能ですね。縫うより簡単で断然好きです。
以上で作業は完了です。所要時間は20分程度でした。
Onemix2sスタイラスペン用革製キャップの完成画像
では、Onemix2sのスタイラスペンが落ちないように自作した革製ペンキャップの完成画像をどうぞ!
キャップが引っ掛かりになるのでペンが下に抜け落ちることが無くなりました。
もちろんペンを使うときは上方向に抜くと簡単に外れます。
使い勝手は抜群で、旅行先でもスタイラスペンを忘れずに携帯できるようになりました。カバンの中に転がって見つからない、なんて心配はなくなりました!大成功です。
まとめ:自作だから細かいカスタマイズがすぐできる!
改良を重ねたOnemix2sの自作カバーケースの使い心地はやはり最高です。自分仕様で何度でも細かくカスタマイズできるのがいいですねえ。市販の既製品には絶対に出せないクオリティーに大満足です。