ドン・キホーテが格安プライベートブランド「情熱価格」から1万9800円の格安UMPC「NANOTE」を5月1日に発売!どこかで見たことあるような7インチの銀色の筐体ですが、UMPC入門者にはコレで十分かも!?
ドン・キホーテが格安19800円UMPC「NANOTE」5月1日発売
プライベートブランド「情熱価格」でいくつもの格安ガジェットを世に送り出してきたドン・キホーテが、ついにUMPCに参入!「NANOTE」とい製品名で7インチ・4GB・Atomの低スペック機ですが、価格が驚きの19800円!2万円以下で手の平サイズのミニパソコンが入手できるのは衝撃的です。
出典:情熱価格PCシリーズに7インチ UMPC が初登場(PDF)
ドンキのサイトにもNANOTEの情報が出ていますね。
スペックは上記の通りでメモリーが4GBでCPUはAtomという最弱構成。経験上この低スペックではモッサリ感が半端ないので重たい作業は絶対に無理でしょうね。ミニ画面でモッサリとフリーズされるの嫌過ぎる!
でも、割り切った軽めの作業、例えば出先で執筆作業や簡単な画像編集ぐらいならこなせそうです。ディスプレイ部分を360°回転してタブレットとしても使えるのでネットや動画閲覧、読書にも使えそう。microSDカードスロットが付いているのも地味に嬉しいポイント。ストレージ容量不足はこれで補えるので。
そう考えるとNANOTEは意外といいのかも。てゆうか2万円でコレを出せるとはドンキ素直にすごい!
ドンキの格安UMPCはこんな人向け
格安だけど低スペックなドンキのNANOTEは「UMPCがどんな物がお試しで買ってみたい入門者向けのUMPC」です。私がUMPCをまだ持っていなかったら迷わずNANOTEを1台目に買います。
UMPCは万人向けのパソコンではありません。初期不良の多さ、極狭の作業画面サイズ、キーボードの変態配列、サポートのいい加減さ、など障壁がいくつも存在します。それらを1歩1歩超えて自分好みにカスタマイズを楽しめる玄人向けのパソコンです。
ですから、1台目はUMPC特有の癖を知るために、最悪すぐに捨てることを覚悟して、あえて低価格品を買うのがおすすめです。19800円という格安のNANOTEは1台目のお試しUMPCとして最適でしょう。
例えば、私が最初にメルカリで2万円でGPD Pocketを買った時は、使ってすぐにこんな不満や気付きがありました。
- こんなミニサイズではメイン作業は絶対にできない!
- 本気で仕事するなら13インチ以上のメイン機は別に必要!
- ミニサイズでモッサリされると超ストレス!
- ミニサイズこそ高スペックでないと無理!
- 自分仕様にカスタマイズできないと不便過ぎる!
- でもカスタマイズすると愛着が沸いてきていつも持ち歩いている
私はこの1台目でUMPCの不便さやミニサイズや低スペックの限界を知り、また楽しさも知りました。
そこから2台目はスペックを上げてペン対応のOneMix2s、そして現在の中型サイズでタッチパッド付きのMAG1にようやく落ち着いた次第です。
UMPCは絶対に1台では満足しません。なので、1台目はお試しとして格安NANOTEやメルカリ中古品で十分。
ちなみにメルカリでGPD Pocketの初代モデルの相場は今は2万円~3万円ぐらい。
これなら新品で19800円のドンキNANOTEを買うのも全然アリです。